題名未定!

手を握って 君の温度を確かめて
そのまま帰ろうか?
なんて言ってみたい

僕がさ 君にさ 惹かれた時なんて
ずいぶんと昔のことでさ
もう どきどきしまくって
顔あわせられなくて 目を見つめられなくて

流れる空を窓から見つめて
落ちていく夕日を見つめて
僕は 夕焼けにそっと舌出して
「帰ろうよ?」
なんて言う君が眩しいんだ

流れる人をかき分けて
一定の距離保って そそくさ歩くんだけどさ
何か不自然なんだよね?

僕がさ 君にさ 惹かれた時なんて
ずいぶんと昔のことでさ
もう 顔真っ赤にしてさ
目を背けて 笑われちゃって

落ちていく夕日が邪魔するようで
僕は君に背を向けて舌出して
「時間が止まれば良いのにね」
なんて えっと 今何て言ったの?

君は顔真っ赤にしてさ
仕返しのつもりで僕はちょっと笑うんだ

「好きだよ。」